film talkfilm
talk

キアヌ・リーヴス演じる伝説の殺し屋の必殺アクションが進化!その新たな見どころと誕生秘話を明かす

#REVIEW
  1. TOP
  2. FILM TALK

いかに面白いアクション映画を撮るかを追求

主演のキアヌ・リーヴスが最強の殺し屋を演じ、見事に完全復活を遂げた『ジョン・ウィック』シリーズ。私は2014年に公開された第1作から宣伝を担当しています。

妻を亡くし殺し屋を引退したジョン・ウィックが、ある出来事をきっかけに再び裏社会に舞い戻るというストーリーがシリーズの根幹。今回の第3作では、誰からも恐れられているジョンがついに追われる身となり、世界中が敵という状況に陥るのです。

『ジョン・ウィック』シリーズの配給を決めた理由は、脚本が抜群に面白かったから。第1作は妻の忘れ形見である愛犬を殺されたことからジョン・ウィックが敵を皆殺しにするという、他の人から見たら小さな理由で始まるプロットが、脚本段階からすでにきっちり書き込まれていました。さらに、キアヌが柔術をベースにしたガン・アクションをすべて自分でやることも脚本に記されていて、脚本通りの内容に仕上がれば面白い作品になると確信し、完成映像を見る前に配給権を購入しました。

これまで『ジョン・ウィック』シリーズがヒットしてきた理由は、やはりキアヌがとにかくカッコイイこと! キアヌが自ら行っているアクションも、『マトリックス』の頃からの盟友であるチャド・スタエルスキ監督と一緒に「いかに面白いアクション映画を撮るか」を追求し考案したもの。アクションのカットを途中であまり割らず、一連の動きをしっかり見せるというスタイルも高く評価されている理由でしょうね。

新たな格闘術の武器は「馬」と「刀」!その理由は?

第1作は銃を使った格闘術“ガン(銃)・フー”、第2作は車を使った格闘術“カー(車)・フー”、そして今回の第3作はキアヌたっての希望で馬を使った格闘術を敢行し、我々は“マー(馬)・フー”と名付けました。

なんでもキアヌはニューヨークで『アラビアのロレンス』のような馬術アクションをやってみたかったそうです。さらに、『悪女/AKUJO』という韓国映画でバイクに乗りながら刀を使うアクションを見た監督が「刀を使いたいよね」と言って、今回の作品でも実現させたそうです。こちらは“トウ(刀)・フー”と命名しています。

他にもキアヌは本を武器に使ったアクションを披露するのですが、なにせジョン・ウィックは逃亡者で武器を持っていないので、そのへんにある物を使って戦うアクションが見どころとなっています。

また今回は、ジョン・ウィックの旧知の女殺し屋をハル・ベリーが演じています。彼女も様々な制約に縛られて裏社会にとどまっているわけですが、ジョン・ウィック並みの戦闘力を持つ殺し屋という設定で、犬を使いながら何十人もの敵を倒していくアクションは大きな見せ場です。この犬が戦うシーンがあるのも、ずっとシリーズを追いかけているファンにとっては胸熱ポイントですよ。

ちなみに今回は劇場前売特典として、ジョン・ウィックが倒した人数をカウントできるカウンターを付けたのですが、SNSで告知したところファンの間でバズりました。熱心なファンは「第1作で何人殺した」「第2作で何人殺した」と数えていたそうですが、これで劇場でも大手を振って数えられるというわけです(笑)。

一時期のキアヌはサエないゴシップネタばかり取り上げられていましたが、『ジョン・ウィック』シリーズで一気にスターダムに返り咲きました。世界での興行収入も作品を重ねるごとにアップした珍しいシリーズです。スターチャンネルで前2作を予習してから、ぜひ映画館で最新作をご覧ください。

(ポニーキャニオン配給グループ 島田有希)

movie info

作品名
『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)
監督
チャド・スタエルスキ
出演
キアヌ・リーヴス/ハル・ベリー
公式サイト
http://johnwick.jp/
2019年10月4日(金)ロードショー

®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

NEW ARRIVAL