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ウッディ役・唐沢寿明とフォーキー役・竜星涼が、吹き替えを通じて知った“本当の『トイ・ストーリー』”の魅力

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『トイ・ストーリー』に声優として関わることができる感慨と驚き

唐沢「さすがディズニー/ピクサーという作品ですね。前作の『トイ・ストーリー3』から9年ぶりの続編になるけど、ついこの前のようで、久々という感覚はありませんでした。アニメのキャラクターが年を取らないということもあるかもしれないけど(笑)。僕が『トイ・ストーリー』と出会ったのは、第1作の声優オファーを受けた際にロサンゼルスで見せてもらった映像が最初でした。まずビックリしたのが、実写なのかアニメなのか分からない絵のスゴさ! 今となってはいろんな人が見てくれて、ウッディの人形を持ち歩いたり、母親が子供に僕のことを『ほら、ウッディだよ』って言ったり…僕がウッディじゃないんだけどね(笑)。そんなスゴい作品に関わることができて光栄です」

竜星「僕は新キャラクターのフォーキー役をオファーされたのですが、そもそも声優という仕事が初体験だったので、光栄だけど『俺で大丈夫なのか?』と思いました。そもそも『4』があるんだ!ということにも驚いたし、いろいろなビックリが混ざりましたね」

唐沢「『トイ・ストーリー』のキャラクターを演じるなんて、親や知り合いからいろいろ言われるんじゃない?」

竜星「もちろん言われますよ。それに何より、僕自身が『トイ・ストーリー』を見て育ってきた世代だから、ビックリしたと同時に嬉しかったです」

●自分が演じるキャラクターとお気に入りキャラクターの魅力

唐沢「自分の芸能界での立ち位置を考えた時に、そんなにカッコイイわけでもないし、主役は欲しいけど『俺が俺が!』というタイプでもないし、ふと『俺ってウッディに似ているな』って思ったんですよ。本当のイケメンは竜星君みたいな人で、僕はイケメンな雰囲気のあるウッディ・テイストというか(笑)。今では演じた役がウッディでよかったなと思いますね」

竜星「フォーキーにはピュアでありながらどこか憎めない可愛らしさがあるんですよね。幼い4〜5歳児が周りを巻き込んでいくような感覚で演じました」

唐沢「ウッディからするとフォーキーは、自分のことを『ゴミだゴミだ』と言って扱いづらい存在。でも、しょうがなく世話をしていくうちに、一番大切なものに気づかされるんですよね」

竜星「唐沢さんがお気に入りのキャラクターは?」

唐沢「新キャラクターのダッキー&バニー。あいつら、いつでも蹴ったり殴ったりしてモメてるけど、そういうのが面白いんですよ。あと、蝶ネクタイをつけたプラプラマスコットのベンソン。あれ怖いよね(笑)」

竜星「僕のお気に入りは、バイクスタントマン人形のデューク・カブーン。カナダをキャナダと言ったり、いい味だな〜と思いながら見ていました」

唐沢「シリーズ初期の、バズ・ライトイヤーが空を飛べなくて落ちるノリに近いものがあるね」

『トイ・ストーリー』が大切にしてきたこと、そして最新作の見どころ

唐沢「いつもはウッディがバズに『ちゃんとしろよ』と言ってるけど、今回は逆。ウッディの方がどこか見境がなくなり周りが見えなくなってしまい、バズが諭すように説得する。そこが今までの作品とは違うところですね。ディズニー/ピクサー映画はすごくシンプルなのに、見ている人を納得させるのがうまい! 子供が見ると『仲間を大切にしなきゃ』とストレートに感じるぐらいベタなんだけど、それって子供にとってすごく大事だし、そういうテーマをちゃんと体現しているアニメはないんですよ。だから『トイ・ストーリー』と観客が一緒に育っていけるんじゃないかな」

竜星「小さい頃におもちゃを持って遊ぶというのは誰もが経験すること。だからこそ見ている人たちは感情移入するんじゃないでしょうか。特に、フォーキーみたいに誰でも作れて誰でも手にできるおもちゃは、特に感情移入できると思いますよ」

(俳優 唐沢寿明・竜星涼)

movie info

作品名
『トイ・ストーリー4』(2019年)
監督
ジョシュ・クーリー
声の出演
トム・ハンクス/ティム・アレン
公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html/
2019年7月12日(金)ロードショー

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